子なし夫婦の居場所
前の記事で、子供がいる夫婦と一緒にいるのはめんどくさい、と書きました。
現実には私の周りには子なし夫婦は一組しかいなくて、そちらは奥さまとしか交流がないのですが、一緒にいてとても楽です。
私たちよりも年齢がだいぶ上なのも楽な理由の一つかもしれません。
そしてとても明るい方。
とはいえ、現実社会ではあまり交流できない子なし夫婦。
以前にも書きましたが、ネット上を検索してみたら同じように悩んでる人いるかなぁ、と探したときに目に留まった方。
久しぶりにブログを除いてみると・・・
今度は、お弁当おばさん。
あの、社会人になってからもお母さんにお弁当を作ってもらっているというアレです。
それをひどく否定されていて。
特に、30代になってもお母さんにお弁当作ってもらってるなんてあり得ない!と。
私自身、大学時代は4年間一人暮らし。
社会人になって、2年ほど実家から通いましたが、また3年目から一人暮らし。
だけど、別にそこまで思わないなぁ。
娘が30代なら、お母さんもまだ50代くらい。
まだまだ元気だし、例えばお父さんの分も作ってるのをついでに詰めて持ってきてる可能性もあるし、別に問題ないと思うんです。
ちょっと変わり種で言うと、親が何もしなくなるとボケちゃうので、作ってもらってるの~と豪快に笑う知り合いもいましたが、ある意味できる範囲でやってもらうのはそれほど悪いことではないのでは?と思います。
そのブロガーさんは、40代独身女性のことを、そのときはお弁当おばさんじゃなかったけど、実家に住んでた39歳まではお弁当おばさんだったかも、とか、ひどい偏見を書いてたり。
確か、そのブロガーさんは、周りの価値観をそのまま押し付けられるのが嫌っぽかったけど、なぜこんなステレオタイプな考え方なんだろう?
こういう人って、「いつまでも実家暮らしの男は何もできない分、妻に母親を求めるんだ!」なんて言いそうですね。
ちなみにうちの夫は長く実家にいましたが、義母よりも家事が得意です(笑)
そのブロガーさんが次に食いついたのはキラキラネーム。
ある一定の周期で話題になるキラキラネーム。
でもキラキラネームを付ける親は頭が悪いとか、子供が可哀想とかって議論、だいぶ出尽くしましたよね。
そして実際、今の時代にキラキラネームを付ける人ってどのくらいいるんだろう。
子供が迷惑する、馬鹿な親だ、そう繰り返し書かれていますけど、このネガティブオーラに疲れちゃいますね。
このブログを読んで、「子供がいなくても幸せ」って思えるんだろうか。
むしろ「子供がいないとこんなに敵意むき出しになるのか」って思われそう。
ふと思いましたが、そういう方ってとかくご自身を「DINKs」って呼びたがりますね。
うちも夫婦共働きで子供いないですが、「DINKs」とは言わないなぁ。
この言葉がはやったのって 1980年代後半なんだそうです。
確かに、ちょっと時期は違うけどバブリーっぽい感じがしますね。
という訳で、子なし夫婦同士だから居心地がいいっていうわけでもなさそうです。
前にも書きましたね、カテゴライズの無意味さ。
今回もやっぱりそういう結論に行きついちゃいました。