カテゴライズの無意味さ

人って、カテゴライズしたがりますよね。

既婚かどうかとか、働いてるかどうか。

子供がいるかどうか。

 

でも、人ってそんな簡単じゃないよなぁ、と思います。

最近、子なし夫婦ってどんな風に過ごしてるんだろう、なんて思ってネットサーフィンしてました。

そしたら、子なし夫婦と子あり夫婦は疎遠になるよね、みたいな内容があってほっとしたり。

 

ただ、ある子なし夫婦の方は、子供が本当に苦手みたいで。

そして、子供だけじゃなくて結婚式とか年賀状とか子育てブログとか、とにかく「一般的にいいと思われることが全く理解できない」っていう思いがブログからあふれ出てました。

 

妹さんと妹さんの2歳の娘さんと3人で食事したときに、2歳の娘さんが上手にご飯を食べられないことにイライラしたとか。

こういう感覚は私にはないんですよね。

だって2歳だもの。

出来ないことだらけなのは当たり前。

それをどうやってできるようにさせるかが親の仕事。

 

この方は、子供を育てても自分の成長にはつながらないと思ってらっしゃるよう。

その方は成長ではなく経験だと仰ってますが、経験って成長に繋がると思うのです。

できない子供をどう育てていくか、自分の思い通りにはならない中で、どうやりくりしていくかなど、学ぶことは多いと思うんですよね。

 

そうは言いつつも私も子なしなので、子育てを経験しないイコール成長してないと思われるかもしれませんが、私の場合は仕事で「自分の思い通りにはならない」を経験しています。

子供のように幼いからできない、という相手ではなく、こちらが正しくてもそれを認めようとしないめんどくさい相手によって、いろんな経験を積み、学んでいます。

最終的には、そういうめんどくさい相手には近づかない、という結論になりましたが(笑)

 

同じ子なしでも、やっぱり感じることって違うんだな、としみじみ思いました。

あ、そうそう、できない相手にイライラしない、というのも、仕事でも経験できます(笑)

 

そういえば、大学時代の友人で、まだ独身の子がいて。

その子はとっても人当たりもよく何事もそつなくこなすんですが、その子も小さい子と接するとイライラするって言ってたなぁ。

なんでこれができないの、って思うって。

あと、自分が苦手なものを勧められるのが嫌いって言ってました。

甘いものが食べられないなんて可哀想、って言われるけど、そもそも好きじゃないんだから可哀想でもなんでもない、って。

先に書いたブロガーさんは犬が苦手らしく、それを理解されないことを熱く語ってらっしゃいました。

 

ブロガーさんは子なしご夫婦(ご自身はDINKsって表現されてました)。

友人は独身女性。

やっぱり、カテゴライズと価値観ってまったく関係ないですね。