子なし夫婦の離婚率

子供がいないデメリットでよく言われるのが離婚率。
実際、平成20年(ちょっと古いですね・・・)の子供がいる夫婦と子供がいない夫婦の離婚率は
子あり:0.76%
子なし:10%

と、なんと10倍以上。
そもそも子なし夫婦の数が少ないので、離婚率が高くなるのは当然とも言えますが。

 

その一方、結婚生活の満足度を見ると、意外なことに
いちばん満足度が高いのは、子なしで夫婦共働き(双方正社員)の女性。
逆にいちばん満足度が低いのは、子ありで夫婦共働き(夫正社員・妻非正社員)の女性。

いちばん離婚を考えるのは、子ありで夫婦共働き(双方正社員)の女性で
いちばん離婚を考えないのは子なしで専業主婦の女性ということでした。

 

結局、離婚を考えるケースは子なし、子ありどちらも変わらないのかもしれません。
離婚を考えた時に、子供がいないからすんなり別れられる、
子供がいるから別れられない、ただ「離婚したい」という思いだけは持ち続けるという
違いなのかもしれませんね。

 

子供を理由に不満がありつつも婚姻生活を続ける。
その意味って何でしょう。

・「家庭」を維持できる
・経済的負担がシェアできる
・世間体

そんな感じでしょうか。
だから、妻が正社員の場合は定年を機に離婚を考えたり「卒婚」という言葉が出てくるのかもしれません。

 

私は子なし夫婦なのですが、子ありに比べると揉めることってほぼないよなーと思っています。
だって二人とも大人ですから、最悪自分がいなくたって相手は何とかなる。
子なしだと経済的に余裕があるから浮気も多い、ってありますが、
私が過去に遭遇した浮気してる男性はみんな子持ち既婚者でしたけど・・・?

 

と言いつつ。
うちの夫はとにかく温厚。
イライラするとか怒るってことがほんとにない人。
掃除、洗濯、ごみ捨てまでいろんな家事を率先してやってくれる。
私の意見も聞いてくれるし、甘えさせてくれる。
そんな夫だからこそ揉めることがないのかもしれません。

 

そういう意味では、いつか離婚したい、と思いながら生活を続けるっていうの、大変だなぁと思います。